次世代楽天ポイントせどり~タイミングズラし打法~

現在の楽天ポイントせどり

現在、副業、せどり業界におそらく過去最高に新規参入が相次いでいます。
それはコロナ禍になりより副業収入が求められているからだと思います。

また、中田敦彦YouTube大学でせどりが紹介され、私のブログPV、LINE公式への登録も増えていることから今後さらに増えていくことが予想されます。

そんな中、楽天市場でのSPU改悪に伴い、楽天せどり自体は実際には稼ぎ辛くなっています。

Twitterやインスタで情報発信者が、せどり初心者1ヶ月目で20万円利益!とか発信しているのを見ると、本当かよ!と突っ込みたくなる時代です。本当なら100万円払うから、マジで教えてもらいたい(笑)

そして、最近の楽天せどりでは・・

  • 購入後の価格競争などによる利益圧迫
  • 開始までの準備の大変さ(カードなど) 

が特に難しいと感じる部分となってきています。

特に安易な仕入れ(目先の利益率だけの仕入れなど)によって、一気にAmazonが値崩れを起こし、皆んなで死んでいく、、と言うことが非常に多く、安定的に利益(CF)を稼いでいくことが難しくなってきているんですね。

そこで、現在の仕入れ判断の現状に目を向けてみたいと思います。

楽天ポイントせどり 一般的な仕入れ判断

楽天ポイントせどり(と言うかせどり全体で)の一般的な仕入れは・・

 Amazonカート価格と、楽天販売価格の、価格差がある商品、を仕入れます。

(例)2月1日ワンダフルデーのDNS 抹茶風味 3150g

Amaカート 9,089円 入金額 7,462円
楽天価格  8,259円 ポイント 1,693P  = 実質仕入れ 6,566円
利益 7,462 – 6,566 = 896円(利益率9.9%)

しかし、その後ここで仕入れた人が多く発生し、価格が下がり始めます。

8日ごろ、価格が一旦9000円に持ち直しますが、2月10日の楽天マラソン時であり、おそらく多くの人がまた仕入れを起こしました。

結果、一気に出品者数が増え、価格は大きく下がり、3月3日でカートは8,480円。
まだ赤字ではないですが、多くの出品者が群がっている状態です。

この形は多くの商品で同様の動きを見せますが、ここで大事になってくるのがランキングです(後述します)。

この買い方は《仕入れ時の価格差》をもとに計算して仕入れを行うため、実際の販売時の価格差は考慮されていません。

特にせどり初心者は、この販売時の価格差がどうなっていようか、と言う未来の価格差を予測出来ないため、現在価格差のみで仕入れをします。

結果、同じ様な仕入れ判断をした全員が仕入れを起こし、Amazonに送り、販売開始する頃には、供給過多となり値崩れを起こしてしまいます。

そして、販売する予定だった金額では売れず価格競争を行い、最悪は赤字になってしまうのです。

これは楽天せどりに関わらず、多くのせどり手法での負け理由のほとんどだと思います。

仕入れ 3パターンを考えてみよう!

楽天での仕入れ時、大きく分けてABCの3パターンがあります。

  • A:Ama、楽天共に相場よりも安いが価格差がないため、誰も仕入れしない
  • B:利益率が高いので仕入される。が、Amaが一時的高騰の可能性がある
  • C:楽天だけが相場よりも安く、利益率も高いので仕入される

この場合、本来、どれをどの様な基準で買うのが正解でしょうか??

Aの場合:Ama、楽天共に相場よりも安いが価格差がないため、誰も仕入れしない

たまたま、Amaが楽天などど競争して下げたか、セラー同士が潰しあったか、、
いずれにしても、カート価格が相場に戻れば利益率は10%。もどれば美味しい商品となります。

ランキング、周囲の状況など需給バランスを見て、仕入対象となる可能性が高いです。(この場合、価格競争になる確率は非常に低いです。)

Bの場合:利益率が高いので仕入される。が、Amaが一時的高騰の可能性がある

たまたまAma内で枯渇して高騰したが相場に戻れば利益率3%の商品。

それでも、赤字は免れる、、と思いきや、13%に惹かれて仕入れたセラーが一気に増え、相場よりも大幅に価格が下がる可能性が高いです。

この手の商品を掴むことが一番最悪となります。

Cの場合:楽天だけが相場よりも安く、利益率も高いので仕入される

楽天だけが相場以下にしてきたこのパターンは良しです。

この場合、一時的に楽天せどり勢が入ってきて利益率は5%前後まで下が。

この時に、ランキングが問題なければ、徐々に価格は戻り1ヶ月前後で予定通り売ることが出来ます。しかし、ランキングが悪ければ価格は戻らず、想定以下で売ることを余儀なくされます。

楽天ポイントせどり 新たな仕入判断

大事なこと

  • その商品の相場感(普段どの程度の価格帯なのか。Ama、楽天、ヤフー)
  • リサーチ時、Ama、楽天の価格は相場と比べてどの程度の場所なのか
  • ランキング(どの程度の参入まで耐えきれそうな需要感があるのか)
  • 楽天側の在庫(無限に買えそうならパスもあり。逆なら美味しい、など)

例えばこの商品は、常に9,000円になると出品者が増えます。
これは楽天側の価格がほぼ一定なので、カート9,000円になると利益率は10%近くなるからです。

その後、価格はいつも8,300円近くまで下がるが、この場合、楽天側からみた利益率は2%。
これだと誰も仕入れを起こさない。結果、価格はまた9,000円に戻ります。

では逆に、この商品価格が8,300円の時に買うとどうなるでしょうか??
これが、上述した A のパターンになるわけです。

そうすると、これは勝ちと負けの確率、どちらが高いでしょうか??

このAパターンを読みきれた時に仕入れを起こすと恐らく・・

  • 競合が増える確率は低い
  • 出品時~1ヶ月以内には価格が戻る確率が高い
  • 予定価格でしっかりと販売することが出来る
  • 現金利益を得られる確率が高くなる

このAパターンって、今までも実は無意識に行っていました。

でも、今までは買う時期(タイミング)が早かったんですね。

価格差がある時に買って、2ヶ月待てば価格が戻るから待てる人は待ちましょう!とか言ってましたが、本来は、この下がった時に買えばよかったんですね(笑)

そうすれば、待つのは1ヶ月で済みますからね。

過去の価格設定ウェビナーで、この商品は戻りますから待ちましょう、と言ってたタイミングで実は仕入れを起こしていれば、待つ時間が短くなっていた、と言うわけですね。

僕は完全に気付いていなかったのですが(//∇//)

気づいていた方、いましたか??

現金利益を得られる確率が高くなる 1

今まで私が提唱していた楽天ポイントせどり仕入れ術 では現金利益はあえて捨てていこう!
と教えていました。これは今までの状況では正しかったと思っています。

しかし、このAパターンを見極められれば現金利益を出す仕入れも可能になります。そもそも現金利益を出す仕入が難しかったのは、リサーチ時の価格差を目指していたからです。

リサーチ時に価格差が現金利益が出るほど開いていては、ほぼ全てのせどらーに知られてしまい、それこそBパターンに陥ります。

現金利益を得られる確率が高くなる 2

これがある故、あえて現金利益を目指さず、表面赤字になる商品に目を向けていました。

今まではそれをする事によって、参入者を他の商品よりも少なくすることができ、結果的に予定通りの利益を上げることが可能でした。

しかし、これだけポイントでの利益を取りに行くことが主流となり、参入者が増えてきてしまった現在ではこれでは最早難しくなってきたのが現状ですね。

(特に始めたばかりの初心者にはかなり厳しい!)

現金利益を得られる確率が高くなる 3

《楽天仕入れの実績を掲載》

Aパターン仕入判断目安

Amaカート

  • 過去1年間価格推移と比較して安い
  • ランキングを考慮し価格が戻る(上がる)ことが予想できる

想定販売価格の設定

  • Ama価格がいくらに戻る(上がる)か想定設定する
  • それまでどの程度の期間が必要か想定する

楽天ショップ

  • Ama想定価格をSPU9%計算で利益計算する
  • この時、現金利益が出る商品であれば負ける確率は大幅に下がる
    (最悪ポイントを考慮すればほぼ確実にプラスになるため)

現在価格差は無いほど美味しい

  • 現在カート価格と楽天価格差での利益率は3%以下が良い
    (一般的な楽天せどらーが来ないため)

楽天ポイントせどり 新・仕入れ術!

メインアカウント合計100万円仕入れ

 1 なるべくAパターンでの50万円仕入れ

  • 今まで通りのマラソン中心スケジュールでSPU9%計算50万円程度の仕入れをする
  • この時、可能な限りAパターンをリサーチする

 2 完全Aパターンでの50万円以内仕入れ

  • さらに普段でも、SPU7%程度計算で、Aパターンリサーチを行う
  • 常に仕入れができる限り仕入れる