「利益の出るリサーチの肝はいいショップを見つけることだと何となく感じているのですが、見当違いでしょうか？」ということですが、そんなことないですね。自分だけのいいショップを見つけるっていうのは、全くもってそのとおりですね。
「そのショップの見つけ方を掴めておりません。基準・コツなどあれば…」。
これは、どれだけそのショップを見るか、結局リサーチ量に尽きますね。例えば、毎日1時間、ある家電量販店のリサーチをやっているとします。そして、派生をすると聞いたこともないショップが出てきたりするんですよね。そういうショップがクーポンを出しているときっていうのを探していくわけですよ。
だから結局、数をこなしていつも見ていないと、「あれ？なんでこのショップ、こんな安いんだろう？」とか、「え？なんでこのショップはこんなにポイント付けているんだろう？」とか、「え？このショップ10％OFFクーポン付けてんだけど、なんで？」みたいなのが発見できないわけですよね。
そういう違和感みたいなのですね。分かりやすく、5と0の付く日の0時になった瞬間に限定クーポンを出してくるお店とかっていうのも、結局、数やっているから、「えー！」って思うわけです。1回そういうショップを発見すると、次はそこを見に行きますよね。そうやって、商品のリストもそうですけど、ショップのリストもどんどんたまっていく。そのショップがマニアックなショップであればあるほど、自分だけのおいしいショップとして、おいしい仕入れ先としてストックできるっていうかたちになります。
なので、コツっていうのはよく聞かれるですけども、コツはないです。ないっていうか、厳密にいうと、モノサーチを、さっきのツールを使ってなるべく手早くするとかありますけど、まずは量をこなす。
泥臭いようですけど、これしかないっていうことですね。ただ、いいショップ見つけることが肝なんじゃないかと思った、その方向は全く間違っていないので、いいんじゃないかなと思います。
